アラフィフ独身生活を楽しく生きるヒント

45歳独身女子です。生きづらさを克服し、時に悩みつつも楽しく日々を過ごしています。

私の生きづらさを救ってくれた加藤諦三先生のHP

私が生きづらさを克服(というか受け入れられるようになり生きづらさが改善した)のは、1にも2にも、社会学者の加藤諦三先生のことを知ることができたからだと思っています。

子どもの頃から生きづらさはあった

プロフィールでも書いたとおり、子どもの頃からどこか生きづらさを感じていたものの、明るい性格でもあったので、暗い側面は見せることはほとんどありませんでした。

でも実は、小学校で容姿についていろいろ言われていて、死にたいと思っていたのです。でも親にもそれは言えませんでした。

その後6年生になって親の転勤で転校することになり、新しい場所で新しい人生を歩んでいくんだと思ったのに、まさかの転校先でも同じように容姿について陰で言われるという状況になり、絶望しました。

 

見た目は全く繊細な人に見えないことも、自分を苦しめていたように思います。色黒で体格もよく活発そうに見え、しかもお喋り。どう見てもナイーブな子どもには見えなかったと思います。

今思えば、繊細というより神経質だったのだと思います。ただ、神経質だという性格は自分で分かっていて、早いうちから何かにこだわりそうな時にこだわりすぎないように気をつけていました。

 

そんな感じで、中学も高校もそれなりに楽しかったけれどどこか満たされず、心はずっと悲鳴を上げていました。

 

挫折に苦しむ日々

私は高校卒業後アメリカの大学に進学しました。留学は学びが多く大きく成長できた経験でしたが、同時にストレスやプレッシャーも多く、必ずしも順風満帆ではありませんでした。

その上、3年生を過ぎた頃から勉強していることが自分に向いていないと思い始め、本当であれば卒業後に資格試験を受けなければならなかったところを、その職業に就くことはないと見切りをつけて試験を受けませんでした。

そこから、自分のキャリアに悩み始めます。高校生の時に「これだ!」と思った職業を諦めたわけなのでその挫折感は半端なく、さらに当時躁鬱病持ちのアメリカ人と交際していたのでそちらの悩みも絶えず、悶々とする日々を送っていました。

 

加藤諦三先生のHP

とにかくどうにかしたくてインターネットで情報をひたすら探していたとき、加藤諦三先生のHPに出会いました。

当時はまだ電子書籍がない時代なので留学先で先生の本を読むことはできませんでしたが、HPに著作から抜粋された言葉がたくさん載っていて貪るようにそれを読み、そしてノートに書き写していました。

大学在学中だったか卒業して1年間働けるビザをもらいNYで働いていた時だったか、正確には覚えていませんが、とにかく何でも誰でもいいから私を救ってほしいと思っていたときに「ああ、これだ!」と思ったんだと思います。

 

少しずつ生きづらさを克服していく

神経症の症例やそうなった経緯などの説明をたくさん読んでみて腑に落ちたのは、何も問題のない完璧な人なんていないということ。

頭では分かっていても、神経症の(または神経症的な)人の中には完璧を求めてしまう人が多いとの説明どおり、どこか理想の自分を夢見てそれを現実の自分と比較して自分を苦しくさせているのです。

私も、明らかにそのタイプでした。

著書の中で加藤先生は結構断定的な書き方をされていて、Amazonのレビューを見ても時々反発的なものがあったりします。私もいやいや・・・とイライラすることもありました。

だけどきっとそれも計算のうちというか加藤先生はそれを見越して書いておられるのではないかと思うようになりました。そのイライラする部分が自分が問題を抱えている点だったりするからです。

そして私の場合、たくさん読めば読むほど著書に書かれている神経症的性質について客観的に見れるようになると同時に、それが自分にあてはまるか否かを客観的に捉えていくようになりました。

そうやって自分を客観的に見られるようになったとき、また自分の嫌だなと思う点やネガティブに感じる点などに神経質にこだわらなくなって、いい意味で「どうでもいいや」と思えたときに、生きづらさをあまり感じなくなっていることに気づきました。

 

まずは下記のおすすめサイトから

加藤諦三先生の著書はとてもたくさんあり、タイトルから選ぶとしても、たくさんありすぎてどれから読めば分からないかもしれません。

なのでまず最初にHPを読むのをおすすめします。各著作の大切な部分が抜粋されているので分かりやすく、そこから気になった本を選ぶと良いかもしれません。

www.katotaizo.com

 

そしてとにかくおすすめは、読みまくり、先生の言葉を浴びまくることです。

さらに、PHPオンラインにもかなりの数のコラムがあり、こちらもとても簡潔にまとめられていてとてもおすすめです。

 

shuchi.php.co.jp